【Unity】Visual Scriptingでコルーチンを使う方法

Unity

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Unity2021から標準パッケージとなった"Visual Scripting(ビジュアルスクリプティング)"(旧Bolt)を使用して、コルーチン(coroutine)を使う方法を紹介します。

とりあえず

何も考えずに、コルーチンで使用する、以下のように"On Start"イベントで"Wait For Seconds"ユニットを使ってみると、

以下のようなエラーが出る。

InvalidOperationException: Port 'enter' on 'WaitForSecondsUnit#d6def...' can only be triggered in a coroutine.

“Wait For Seconds"ユニットはコルーチンの中でしか使えないよという感じのエラーメッセージ

では、どのようにやるかというと。

その1 StartイベントやUpdateイベントで使用する方法

1-1."On Start"ユニットを選択して、"Graph Inspector"の"Coroutine"のチェックを付ける

すると、"On Start"ユニットの右上に"⇉"マークが付き、これがコルーチンの印となる。

これだけで、実行すると、"Wait For Seconds"ユニットなどのコルーチン用のユニットが動作するようになる。

1-2.完成図の例としてはこんな感じ。

その2 カスタムイベントで使用する方法

1-1."Custom Event Arguments"ユニットを選択して、"Graph Inspector"の"Coroutine"のチェックを付ける

すると、"Custom Event Arguments"ユニットの右上に"⇉"マークが付き、これがコルーチンの印となる。

1-2.完成図の例としてはこんな感じ。

Unity

Posted by ton