【Unity】Visual Scriptingでプレイヤーが当たったら大きさが変わるゲームオブジェクトを作る
Unity2021から標準パッケージとなった"Visual Scripting(ビジュアルスクリプティング)"(旧Bolt)を使用して、プレイヤー("Player"タグが付いたゲームオブジェクト)が当たると大きさが変わるゲームオブジェクトの作り方を紹介します。
プレイヤーとしては以下を使います。
完成動作
プレイヤー(unitychan)がCylinder(赤)に当たったらCylinderの大きさが変わります。
作り方
1.シーンに各オブジェクトを配置
1-1.以下のように配置する。床をPlane、プレイヤーをunitychan、当たったら大きさが変わるゲームオブジェクトをCylinder(赤)とした。
![](https://programming.sincoston.com/wp-content/uploads/2022/05/image-61.png)
2.プレイヤー("Player"タグが付いたゲームオブジェクト)に当たったら大きさが変わるビジュアルスクリプトを作成
2-1.Cylinderに"Script Machine"コンポーネントを追加
![](https://programming.sincoston.com/wp-content/uploads/2022/05/image-10.png)
![](https://programming.sincoston.com/wp-content/uploads/2022/05/image-11.png)
2-2."Graph"プロパティの"New"ボタンを押下
![](https://programming.sincoston.com/wp-content/uploads/2022/05/image-3.png)
2-3.ファイルの保存ダイアログが開かれるので任意の場所にChangeScaleという名前で保存する。
![](https://programming.sincoston.com/wp-content/uploads/2022/05/image-62.png)
2-4."Edit Graph"ボタンを押下して、以下のようにグラフを作成する。
※今回はx,z,y軸のscaleがそれぞれ3になる。
![](https://programming.sincoston.com/wp-content/uploads/2022/05/image-63.png)
※ちなみに、現在のScaleの何倍かにしたい場合は以下のようにする。
x軸方向に2倍、y軸方向に3倍、z軸方向に4倍となる。
![](https://programming.sincoston.com/wp-content/uploads/2022/05/image-64.png)
3.Colliderの"Is Trigger"にチェックは入れない
3-1.大きさを変えたいゲームオブジェクト(Cylinder)のCapsule Colliderの"Is Trigger"にチェックを入れない。
※ここにチェックが入っているとOnCollisionEnterイベントではなく、OnTriggerEnterイベントが発火してしまう。デフォルトではチェックは入っていないので大丈夫。
![](https://programming.sincoston.com/wp-content/uploads/2022/05/image-14.png)
4.プレイヤーオブジェクトのTagに"Player"を設定
4-1.プレイヤーオブジェクト(今回はunitychan)のTagに"Player"を設定
![](https://programming.sincoston.com/wp-content/uploads/2022/05/image-15.png)
完成
プレイヤー(unitychan)がCylinder(赤)に当たったらCylinderの大きさが変わる。
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